2016.02.26
2月12日~14日までの3日間、池袋サンシャインシティにて第65回関東東海花の展覧会が開催されました。本校からはフラワーデザインコンテスト・アクセサリー部門に出展した3名の学生が受賞を果たしました。その内2名は1年生。お花に関して全くの未経験で入学し、わずか1年での入賞です。
2年生の川村果穂さん(銀賞・JFTD会長賞受賞)は、多種多様な植物の小さな粒を集めて螺旋状に形成し、一つずつピンセットで合わせていくという細かい作業を根気強く繰り返しました。
1年生の金華淵さん(銀賞・日本フラワーデザイナー協会理事長賞受賞)は植物の様々な部分を生かしたカラフルで華やかなヘアアクセサリーで沢山の試作を重ねやっと辿り着いたデザイン。鮮やかな色使いと動きのある形で軽やかに仕上がりました。
同じく1年生の井上真奈さん(銅賞受賞)の作品は、円型のトップが何層にも重なって一つのデザインになる複雑な構造。その一つひとつに小さな花や実を使用した迫力がありながらも繊細なネックレスです。
また2月27日、28日の2日間では京都みやこメッセにて「日本フラワーデザイン大賞2016」が開催され、本校より出展した1年生の張緑姫さんがアクセサリー部門で見事奨励賞を受賞しました。
様々なコンテストで入賞を果たしている本校の学生たちですが、プロばかりが出展するこのコンテストで技術の面ではまだまだかないません。花を勉強し始めたばかりの学生でもこれだけの結果が残せるのは、何と言っても学生ならではの柔軟で新しい発想力があるからです。これからもこの発想力を活かし、更に活躍していくことを期待します。