2014.07.01
この大学の担当教授は本校の卒業生。14年前、フラワーデザインを学ぶため本校に留学。卒業後は、本校の姉妹校であるドイツ国立花卉芸術専門学校に入学し、ヨーロピアンフラワーを集中的に勉強しました。今は、フラワーデザイナーを育てる先生として活躍しています。
研修の内容は、日本の花の文化を知ってもらうためのカリキュラムが組まれました。
まず、日本ならではの花の文化といえば当然「いけばな」です。いけばなの歴史の講義から、先生のデモンストレーション。その後は、各自実技を行います。いけばなの長い歴史と美しさに韓国の学生たちは魅せられました。剣山を利用し、花をいけるのも初めて。学生たちは一つもとり逃すことのないよう真剣に取り組みました。
その他、繊細な作業を必要とするフローラルアクセサリー授業や日本の花市場見学など。伝統的なスタイルから最先端の花の事情まで知ることができました。
今は、もはや花の世界もグローバル時代に向かっています。これからも世界各国の方々と花を通して交流を深めていきたいと思います。