就職支援

2017.07.26

大坪光泉先生特別授業開催

2000を超すと言われる日本のいけばな流派の中で、5大流派のひとつとされる龍生派の大坪光泉先生の特別授業を開催。

大坪先生は日本や海外での講演会、展覧会を意欲的に行われる一方、龍生派家元顧問として指導にあたられ、日本愛知万博の装飾、ホテルのロビーの装飾、テレビ舞台装飾等も手掛けていらっしゃいます。

 

今回は講義と実技の授業。大坪先生はいけばなの源流を探る為8年の歳月を中国で過ごされ、そのご経験をもとに「立華」について講義をして下さいました。

 

「立華」とは室町時代に成立した最も伝統あるいけばなのスタイルで、使われる植物には、真・受・控・正真・副・流・胴・見越・前置という9つの役割があり、作品全体が円の中に構成され、この世の森羅万象や宇宙を表すとされています。いけばな初心者が「立華」を活けるということはまずありません。大坪先生ならではの歴史的背景、理論の講義をされ、先生独自に開発された実技指導法があるからこそ実現した本当に特別な授業です。

 

今回の実技で初めて「立華」を活けたという1年生の田墨紗優里さんは「一枝一枝にきちっとした役割があり、意味が込められていることを知りました。いけばなの奥深い世界に驚きました。」と話します。

また植物素材をそのまま使うのではなく、専用のワイヤーやテープを使って器にいける場面もあり、1年生の大野秀剛さんは、「いけばなは古くからあるものなので、天然素材だけで制作すると思っていましたが、様々な太さのワイヤーやテープを用いて植物を加工する方法もあるのだと知りました。」と振り返りました。

 

いけばなには依代という役目があり、神霊が依り付くとも言われています。出来上がった作品に向かって合掌し、完成となります。

 

いけばな界を代表する大坪先生に直接指導を受けたことは、ただ単に花をいけるだけでなく、いけばなの伝統文化や作法を深く知る充実した時間となりました。

 

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